立ち寄って頂きありがとうございます。想信(ソウシン)です。
こども達の寝かし付けからの復活がなかなか出来ず更新が遅れておりますが、自分なりのペースで少しずつですが、お役に立てればと思っていますので、宜しくお願いします。
前回の記事で失敗しにくい家づくりがスタート出来る、3つのポイントをお伝えしましたが、
今回の記事はその中の①:土地探し(不動産)の考え方について、もう少し細かくお伝え出来ればと思います。
前回のおさらい:3つのポイント
行動する前に3つのポイントの優先順位を、一度あなた自身で決めてみてください。とお伝えしました。
①:不動産(場所)
②:予算(ローン)
③:建物(仕様、大きさ)
です。具体的に家づくりをスタートしたら、変更になることも当然あります。
しかし、何も決めずにいきなり行動すると、自分たちの家づくりに何が大切で、満足する家づくりがわからないまま、運まかせの担当者様ガチャによって、進める事になります。
当然、ハウスメーカーの担当者様はあなたより家づくりに関して優秀で、知識、経験値などを兼ね備えた頼りになる担当者であって欲しいかと思います。
勝手にそんな担当者様と自分たちは会えると期待してませんか?
残念ながら、現実はそんなに甘くありません。
なので、もしその様な流れで最終的に、失敗した・・・と、
あなたがならない為に、少しでも参考になれば幸いです。
①:不動産(場所)について
土地を購入して家づくりを始める方は沢山います。
しかし、土地の探し方って難しいですよね?
ネットで検索したり、不動産会社に問合せしたり、ハウスメーカー担当者に探してもらったり・・・
ボク個人的な考え方となりますが、オススメな土地の探し方は、
①:自分たちの希望を決める
②:ネットで検索して、現状の物件、価格帯を調べる
③:その地域に実際足を運んでみる
④:依頼するのは、ハウスメーカー担当者へ
という流れがオススメです。
自分たちの希望を決める
将来あなた自身、ご家族が住む場所です。
不動産の中での優先順位を考えて、希望を整理してみてください。
わからない・めんどくさい・何でもいい・・・
と思わず、一緒に考えてみましょう。下記要望リストをご参考ください。
土地について
・大きさ(坪数)・形(長方形等)・日当たり(方角)・近隣建物(日当たり、雰囲気)・接道(道路間口)・勾配(平地か坂道)・造成(住む為には工事が必要)・給排水環境
地域について
・立地条件(商業施設等)・公共交通機関・学校区(将来性)・住宅街か田舎・災害リスク(津波、土砂災害)・自治会(地元民との交流)・補助金
価格について
・販売価格より最終価格(建築出来る状況)・周辺地域との差(地域名ブランド)・仲介手数料の有無・ローン希望金額(予算内で抑えるか予算を上げれるか)
他にももっとたくさんの項目がありますが、何も考えず進むより、
上記リスト内に自分たちが大切なもの、譲りたくないことがいくつか見つかり、
優先順位、希望の整理をするだけでも十分だと思います。
ネットで検索して、現状の物件、価格帯を調べる
次は、現状把握しましょう。
先程の①で整理した希望が叶う物件があるかを調べてみてください。
希望を整理した事で、無数にある物件情報の中からでも、効率よく物件を検索できるはずです。
すると、希望エリアで取り扱われている物件や問合せ先がわかりますが、
そのまま不動産会社に問合せは一旦ストップです。(あくまで個人的な考え方です)
その勢いで不動産会社に連絡すると、当然営業担当者様とのやりとりがスタートします。
そして、せっかく整理した上記①不動産の希望優先順位がめちゃくちゃになる場合が多いのでご注意ください。
(急いで土地探しをしないといけないなど、理由がある場合はいいと思いますが、これから家づくりをスタートさせるあなたは、焦る必要はありません)
でも、のんびりしていると気になっていた物件が売却済となり、路頭に迷ってしまうかも・・・
当然そうはなりたくないですよね?
確かに実際そのリスクはあります。
不動産はスピード感が大切です。ボク自身も元営業マンですので、当然理解はしています。
しかし、それが不動産営業マンの最大の営業文句でもあります。
不安にさせて、安心させるというのは、決して間違った営業手法ではありません。
でも、現状を冷静に振り返りましょう。
つい最近まで家づくりをスタートしていなかった。
いつかは新築を・・・と行動に移していなかった。など、
夢のマイホーム計画がスタートしたばかりであれば、これからずっと住む場所を決めるのに、
いきなり焦って大きな決断をするのは、やめておいた方がいいと思います。
仮に、ネット情報で気になった物件が売れてしまった場合は、その物件にはご縁が無かったという事で、スパッと気持ちを切りかえる事をオススメします。
あなたにとって、ご縁のある物件に出逢った時、気持ちよく決断出来る様に、
現状あなたがやれる範囲で、やれる事を進めておいてくださいね。
その地域に実際足を運んでみる
次は、確認です。
ネットに記載されている物件情報は、基本的に場所がわからないようになっています。
当然、勝手に見に行けたら、不動産会社(オーナー様)も困りますので。
なので、気になる物件がある方は、問合せをするという流れになりますが、
そのまま不動産会社に問合せは2回目のストップです。(あくまで個人的な考え方です。)
まずは、その物件がわからなくても大丈夫なので、
その物件のある地域に可能であれば、何度も足を運んでください。
そして、周辺環境(商業施設、公共交通機関、学校区、周辺(地元民)の雰囲気など)
あなた自身で確認出来る事は確認してみてください。
実際足を運んでみる(時間帯や天候が違う時に)と、ネット情報ではわからない事が見えてきて、
冷静に判断が出来る事もあります。
少し上級者テクニックかもしれませんが、その地域に行った際、対象物件がわからなくても、
他にあなた自身が見つけた立地条件のいい場所(空き地、駐車場や畑、田など)も探してみてください。
現状は売り物件として登録がなくても、今後あなたにとって、ご縁のある場所になる可能性もありますので、無理だと思っても、場所を特定出来る様にしておきましょう。
依頼するのは、ハウスメーカー担当者へ
最後は、依頼です。
今までの土地(不動産)に対して確認してきた事、
・要望・優先順位・価格帯・周辺環境など、、、
が整理出来てきたら、最後は依頼をするのですが、
結論的にお伝えすると、
土地の見学など、問合せを入れるのは、
ハウスメーカー担当者に依頼をする事をオススメします。
そのまま不動産会社に問合せは最後のストップです。(あくまで個人的な考え方です。)
なぜストップなのか?
それは、不動産はあくまであなたの家づくりの中で、ほんの一部でしかなく、
まだまだ家づくりの全体像が見えていないからです。
不動産会社からすれば、扱っている物件に問合せが来たら、当然その物件を販売したいですよね?
あなた自身もその物件にある程度、目ぼしをつけているとしたら、
当然、契約に向かって加速していきます。
上記内容でお伝えした通りに、その物件が他の人に取られない様に、
スピード感は必要ですが、不動産会社とだけ話を進めると、不動産の事だけが、先に確定して、
結果的に家づくりに困ってしまうお客様が沢山います。
その悩みの原因となるのは、
スケジュールと予算です。
この問題に後から気付き、悩まれている方は、本当に多いです。
あなたがその様にならない為に、
個人的な意見ですが、この記事で3回ストップをさせて頂きました。
この問題を解決出来るのは、
ハウスメーカー担当者となる為、
土地の依頼(問合せ)をするのは、その流れがオススメだと思います。
まとめ
今回の記事は、3つのポイントの1つである不動産の考え方ついて、お伝えしました。
不動産だけでも、かなりの要素があり、頭を悩ませる方も少なくありません。
1年以上土地探しをしている方も、何人もお会いしました。
それでも、多くの方が一生に1度の決断です。
それくらい土地って大切なんです。
前回の記事でもお伝えした通り、不動産の内容によって、あなたの家づくりに大きな影響を与えます。
3つのポイントの中でまず1つ!
納得する土地探しが出来たら、あなたの家づくりは、大きな1歩を踏み出したと言えます。
この記事が、その1歩の少しでもお役に立てたら幸いです。
1人で悩まず、わからないと行き詰った時は、
気軽にご相談くださいね。
次回は、ポイント2つ目の予算について、
少し詳しくお伝えできたらと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
では、また。