『予算(資金計画)・・・』の考え方。

立ち寄って頂きありがとうございます。
想信(ソウシン)です。
最近寒暖差が激しくて、体調を崩してました。
家を建てた事で、断熱性や気密性が増して、以前の住まいより快適になった事も良いことですが、
昔ながらの夜窓を開けて、心地の良い季節の風を感じる生活を忘れつつあります。
関係があるのかは、わかりませんが、その分身体が弱くなってしまった気がしておりますので、
生活改善致します。

前回の記事は、失敗しにくい家づくりをスタートする3つのポイントの1つ
土地探し(不動産)の考え方について、
個人的な意見を書かせて頂きました。

今回の記事は、ポイント2つ目、
予算について、個人的な考え方をお伝え出来ればと思います。

予算について

家づくりをスタートさせると、
お金の事で頭を悩ませる方が沢山いらっしゃいます。

現金で建てたり、ローンを組んだり、援助金があったり・・・など、様々です。
家づくりをスタートするにあたって、今回の記事でお伝えしたいポイントというのは、

総予算(資金計画)の大切さです。

一般的にお客様(あなた)からすれば、
わからなくて当然!
だからハウスメーカー担当者様に相談するんでしょ?
となります。
もちろん、それが一般的で、間違っていません。

しかし、イメージがズレている資金計画は注意が必要です。
あなたと担当者様の資金計画イメージがズレたまま計画がスタートすると、
後半で、予算に関してのトラブルが発生したり、
満足のいく家づくりが出来ず、失敗した・・・と、後悔する方が多くいます。

あなたの家づくりがそうならない様に、少しでも参考になれば、嬉しく思います。

資金計画その①:仮予算の上限を決める

家づくりを始める際、予算を決めて、スタートしてますか?
(間違っていても大丈夫!!)

予算を決める為には、どのようにしたらいいのでしょう?
多くの人は、展示場などに足を運んで、出会った担当者様に決めてもらう方が多い様です。
しかし、初めて会った営業マンが、初回で本当にリアルな予算、資金計画をしてくれるでしょうか?

もちろん、初回であっても、親身に対応頂ける方もいます。
しかし、全員がそうではないのも、事実です。
せっかく来場頂いたお客様(あなた)に、予算が高いと思われて話が途切れない様に、

『あっ!思ったよりお手頃だ。』『これくらいの予算なら建てられるな!』

と思ってもらいたいですよね?
なので、実際にあなたが建てたい要望のイメージとは違う、
最低限の概算資金計画を説明する担当者様が多くいます。
その資金計画に騙されたまま(イメージがズレたまま)計画がスタートすると危険ですので、
注意してください。

仮に予算を決めるのであれば、相談出来るのは、ハウスメーカー担当者様だけではありません。
ボクは、過去の経験である程度自分で出来たという事もありますが、
最初に相談したのは、当時の銀行担当マンです。


ハウスメーカーも、土地も決まっていない状態で、
銀行に出向き、自身の思い描いている予算(資金計画)が現実的かを確認しに行きました。
結果的に、とりあえず、自分と銀行担当者様だけで事前審査を進めたくらいです。

月々の費用や、金利、保障内容、今後のスケジュールも含めて直接教えて頂き、
また世間一般の平均申込金額など、色々な情報を教えて頂きながら、
実際ボク自身が希望する返済可能な範囲や、予算が足りなくなった場合の上限値を審査して頂き、
仮予算を把握、修正する事で、その予算内で納得出来る家づくりをスタートする事が出来ました。

資金計画その②:担当者様に調べてもらう

実際家づくりを始めて、見学会や展示場へ足を運ぶと、
建物の内容や見た目に気持ちがワクワクし、建物の要望が先行しがちです。
もちろん悪い事ではありません!
しかし、個人的に大切だと考えているのは、その①の自分たちの予算を仮にでも把握した上で、
足を運んだ方が、より具体的に、よりワクワク出来ると思います。


仮予算を決めて良かった事
・足を運んだ際に、細かな情報を各担当者様に伝える必要がありません。
・概算の価格帯を教えてもらえば、自分の予算とのズレがわかり、それ以上の時間を取る必要がない。
・予想よりお手頃な価格帯だった場合は、逆に予算を上げてもらい、要望を叶える数が増えます。
・色々なメーカー、工務店に行って、どこで建てたとしても、予算はほぼ一緒に設定する。
(希望の仮予算を決めている為、無理に安くする必要がなく、建物の要望を叶えられる数が増える)
・ハウスメーカーの選択肢を絞る事が出来ました。
・選択可能ハウスメーカーの各担当者様と面談した結果、信頼できる担当者様が見つかりました。


その様な流れで、自分たちの求める家のイメージと、実際の担当者様のイメージする資金計画のズレをなくしていき、より詳しい内容の費用を調べてもらう事で、

より具体的で、あなたの家づくりにかかる費用(資金計画)がわかってきます。

資金計画その③:信頼できる担当者様とだけ

ある程度ハウスメーカー巡りをして、
選択希望2社程度に絞った状態で、あなたの家づくりについての細かな情報を伝えればOKです。

(初回訪問または、参考レベルで見に行った全ての担当者様に、具体的な情報を伝えると、当然親身に相談に乗ってくれます。しかし、それが元々あなたが建てる候補にも入らないメーカーだった場合、お互い時間と労力を無駄にします。)

これから無数の家づくりについての打合せが始まるのに、仕事や生活、育児などをしながら、全てのメーカーの対応をしていると、そのうち家づくりが嫌(メンドクサイ)になりますので、
無駄な体力は使わない様にしましょう。

なので、最初はどのメーカー(担当者様)にも、細かな情報は伝えなくて大丈夫です。

この担当者様と打合せをしていきたい!と思えた方にだけ、
あなたの情報をオープンにして、相談してみてください。

ボクも、実際最初の訪問時(ハウジングセンター展示場)では、
建物の参考例、最近の流行り、自分の知らない材料や商品を確認しに行きたかった為、
全てのメーカーに行きましたが、
最初のアンケートに、

『実家暮らしの為、建築予定なし!』

とはっきりウソを書いて、担当者様にも、近くの待ち合わせまでの時間潰しという謎の理由をつけて、
見させて頂いてました。(ウソついてごめんなさい。)

後日その中で、一度打合せを進めたかった担当者がいた為、再度伺い、
事情を説明し、ちゃんと謝罪した上で、相談にのっていただきました。

資金計画その④:気持ちを強く!

ここまで来ると、本格的な打合せが始まっていると思います。
しかし、仮予算を決めて、効率良く、具体的な打合せがスタートしていたとしても、
やはり、予算面で頭を悩ます事が多々あります。

『実際このメーカーで家を建てたいけど、予算をオーバーしそう・・・』
『予算を優先するあまり、我慢ばかりしないと、家が建てれる気なしない・・・』

など、もう家づくりを諦めたり、投げやりになる事もあると思います。

でも、そんな時こそ、
気持ちを強く持って下さい!!

お金の事を気にせず家づくりして満足している人は、ごく一部の人たちです。
逆にお金の事を気にせず、家づくりをした結果、後悔している人は沢山いらっしゃいます。

もし、あなたがその後者になりたくない!と思って、
この記事を見て頂いているのであれば、
もう少しお付き合いください。

最初苦しくても、この予算(資金計画)をしっかりやる事が必ず役に立ちます!!

もし、あなたがその様な状況で、悩んでいるのであれば、全力で応援しますので、
気軽にメッセージをください。
(ボク個人レベルですが、もちろん無料で個別相談に乗ります)

その状況になった際に、必要なのが、
このブログで最初にお伝えしてきている、

3つのポイントの優先順位を決めているという事です。

ここで、過去を振りかって一度整理してみてください。

あなたの家づくりで何が大切か?
予算より、優先順位の高いものは何ですか?
予算の次に優先順位の高いものは何ですか?
優先順位を何度も確認して進めることで、
色々な決断ができ、必ずあなたの納得いく家づくりが出来るとボクは思っています。

まとめ

今回の記事は、3つのポイントの1つである予算の考え方について、お伝えしました。
この予算に頭を悩まされる方は本当に多いと思います。

それでも、この予算であなたの家づくりの選択肢の幅が大きく変わります。
その選択をした結果で建つのが、あなた家族がこれから暮らす家です。


3つのポイントの中で2つ目!
この記事が、少しでもあなたの参考になれば、幸いです。

また、この予算の記事の中でお伝え出来ていない、
住宅ローンについての記事は次回でお伝えできたらと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。
では、また。

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