『住宅ローン・・・』の考え方

立ち寄って頂きありがとうございます。
想信(ソウシン)です。
以前に、土地探しからご相談頂き、資金計画から、一緒に土地選びをして、一緒にハウスメーカーの相談に参加したお客様からメッセージを頂きました。

無事に全ての工事が終わり、引っ越して3ヵ月が経ちます。
全ての打合せが終了し、ついに新築計画が終わりました。
そして、、、楽しかった―!!
住み心地も当然大満足ですが、家づくりの楽しさを知ってしまい、
少しさみしい気持ちになっています。
困った時には、いつもそばで助けてくれて、本当に沢山頼らせてもらいました。
是非、機会があれば、遊びに来てください。
本当にありがとうございました!!


と、本当にありがたいお言葉を頂きました。
こちらこそ、ご縁があり、本当に良い経験や、新たな発見、学びをさせて頂きましたので、
N様には感謝です。ありがとうございました。

前回の記事では、予算(資金計画)の考え方について、お伝えしました。
その際にお伝え出来なかった、住宅ローンについて、今回の記事でお伝え出来たらと思います。

住宅ローンについて

家づくりを始めるにあたり、住宅ローンを利用される方が多いと思います。
今回の記事では、その住宅ローンを利用する際に、
あなたが少しでも損をしない様になればと思い、個人的な意見をお伝えします。
少しでも参考になれば、幸いです。

住宅ローンとは

そもそも住宅ローンとは何か?
住宅ローンとは、住宅を購入する為に金融機関からお金を借りる融資をいい、家を建てる方法として、現金一括で建てる以外の方が利用する方法です。
基本的に返済期間は数十年に及ぶ為、借入額よりも総返済額は上回ります。(利息を払う)
しかし、近年では税金の優遇や低金利である事、団体信用生命保険という保険も種類が豊富になり、現金一括で建てれる方でも、あえて住宅ローンを利用する方も多くいます。
金利には固定金利と変動金利があり、金利内容や保険内容なども金融機関により異なりますので、
ご利用の際は、どの金融機関を利用するのか良いかを判断する必要があります。

審査をする前の準備

住宅ローンを利用する為には、審査が必要です。
審査では、収入や職業、返済能力や担保価値、資産背景など総合的な判断で評価されます。
また個人情報や負債情報なども確認します。
現在から過去にさかのぼり、他の借入有無や使用履歴、延滞情報やクレジット情報などを確認し、返済能力や信用力を総合的に判断します。

私も以前に金融機関に勤めていた経歴もあるので、その時の個人的感想ではありますが、
以前より近年にかけて、個人情報や負債情報が理由で、住宅ローンの審査に落ちてしまう方が、増えてきている印象があります。
その原因の一つに、現金からキャッシュレスやポイントの有効性など、
時代の変化に合わせて、クレジットカードや分割・リボ払い、借入に対しての認識が緩くなってきた事で、利用者も増えたこと。
それに伴い、支払いの延滞や、オーバーローンをしてしまう方も増えていることだと思います。
住宅ローン審査時では、無申告であっても、現在の状態のみではなく、過去の情報までさかのぼります。

その様な原因で、肝心の住宅ローンが不承認になったり、条件(金利や保証料など)が悪くならない様に、普段からお金の事(信用力)はきっちりと整理をし、気をつけましょう。

また、金融機関に対して、良い情報を事前に整理しておく事もオススメします。
総合的な判断をしている為、審査として信用力評価にプラスになる情報は伝えるべきです。
特に、資産背景(預貯金や資産情報)は時に強力な力を発揮してくれます。自分たちの預貯金は当然ですが、住宅を建てるにあたり、親族からの援助金の有無や、親族の資産背景なども、可能であれば事前に確認しておく事も良いかと思います。
審査する側、される側、両者がとても話にくい内容となる為、正確な情報を伝えずに審査を申込方が多いかと思います。

実は、そこがポイントです。

一度審査結果が出てから、改めて情報確認・開示するよりも、
初回から正確な情報開示をする方が、損する可能性は低いです。
金融機関も1度出した条件を、後から情報開示しても簡単には変更はしてくれません。よほど大きな良い情報であれば別ですが、、、
そうなる前に、最初から正確な情報を開示した方が、金融機関としても、総合的判断で問題ないお客様に関して当然利用してもらいたい為、他行に負けない条件を提示してくれる可能性があります。

結果的に同じ情報を開示するのであれば、当然条件の良いものを利用したいですよね。
その為には、事前の正確な情報の整理・確認をしてみてください。

審査のお申込方法

審査の申込については、直接金融機関に問い合わせる方法と、ハウスメーカー担当者様に依頼する方法と主に2種類です。
特に審査に不安材料がない人は、ハウスメーカー担当者様経由での申込で問題ありません。
少し審査に不安がある人、または健康状態に不安がある人は、とりあえずの流れで事前審査を申し込むのではなく、信頼出来る担当者様が決まってから、もしくは直接金融機関に足を運んで、自身の正確な情報を伝えた上で、事前に相談をする事をおすすめします。

直接金融機関に相談しても、必ず審査をするという必要はなく、あくまでも事前の相談です。
審査される側と審査する側で直接正確な情報を伝え、正確なアドバイスをもらう事で、
実際の審査に入る際、有利な結果を手にする事もあります。

金利だけで判断しない

住宅ローンの良し悪しとは、何でしょうか?
ほとんどの方が金利での判断だと思います。
実際、住宅ローンを融資を受ける際、金利の違いによって、生涯支払う金額は大きく変わりますので、すごく大切な判断材料だと思います。
超低金利時代に入り、数年前では考えられなかった金利が、今では当たり前の様に採用されています。
ボクが営業マンをしていた頃からすると半分以下の金利です。(羨ましい)

大手銀行、地銀、ネット銀行など申込先も多く、金利の違いは実際あります。
そこで、参考にして頂きたいのが、金利のみでの判断はしないという事。


先程もお伝えした通り、金利は間違いなく安い方がいいです。しかし、よく見てみると金利の差が、
0.0○%の差という事がよくあります。昔からすると誤差レベルの差です。それでも、最初に提示される金利の数字のみで1番安い金融機関を選択する人が多く、または、いつも取引している金融機関が手間がかからない為、楽という理由だけでお客様に勧めているハウスメーカー担当者様が実は多いです。

金利も大切ですが、各銀行の商品の内容に注目しましょう。

団信という保証内容の面、保障料・事務手数料という諸費用の面、つなぎ融資が必要か抵当権設定のタイミングはなどの実行後にかかる費用の面など・・・

実は金利以外にも、様々な違いがあります。
細かなお話かもしれませんが、実は0.0○%の差の方が細かな話で、それ以上の大きな判断にもなるかもしれません

担当者と決めよう

初めて家づくりをスタートしたあなたが、住宅ローンの事を調べて全て判断していくのは非常に困難です。
なので、あくまで今回の記事を参考にして頂き、頭の隅に置いておくくらいで大丈夫です。

しかし、実際ローンの事に興味もなく、調べる事もせずに担当者様任せという方が非常に多い為、今回の記事でお伝えすることにしました。

もしあなたが家づくりの中で、住宅ローンで損をしたくないという気持ちがあるのであれば、是非とも担当者様に相談してみてください。
間取りや価格を相談する事だけがハウスメーカー担当者様の仕事ではなく、あなたの家づくりが良いものになる様に導いてくれるのが、担当者様であって欲しいと思います。


もしかすると、このような相談に対して、本当に親身に対応頂ける方が、あなたの家づくりに信頼出来る担当者かもしれません。

今回の記事で少しでもあなたの参考となり、少しでもお得に住宅ローンをご利用頂けたら幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございました。
では、また。

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